酢は体を柔らかくする効果がない?!
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体を柔らかくする方法として「お酢がいい」ときいたことはないでしょうか。
しかし、これはまったくのウソだったと言われています。
確かに体操家ではなく料理家の立場で言うと、魚の骨などお酢に漬け込むことで柔らかくなります。
アジの南蛮漬けなどその原理を利用して、もちろん1度揚げたアジの骨ですが、それを南蛮漬けということでお酢に漬け込むと、骨が柔らかくなり子どもでも食べられるようになります。
でも人間の体はそうは行かないのです。
もちろん人間の体をお酢の水槽に入れてつけ込んでおけば同じように柔らかくなるかもしれませんが、生きている人間の骨はお酢を飲んでも体を柔らかくする方法とは言えないのです。
ただし、まったく関係がないとも言えないことが分ったのです。
それはお酢にはクエン酸が豊富に含まれ、これは筋肉中に溜まってしまった乳酸を解かす作用があるのです。
つまり乳酸とは疲労物質ですので、それを分解してくれることで筋肉がほぐれていくわけです。
カチカチになっていた筋肉がほぐれれば確かに体は少し柔らかくなりますね。
それにストレッチをしたときに乳酸が溜まっていなければそれだけ効果もアップするでしょう。
そういう意味ではお酢は体を柔らかくする方法の1つになるのかも知れませんね。
しかし、お酢を飲んで柔らかくなるというイメージはまったく違い、筋肉をほぐしてくれるという効果があるようですね。
今まで勘違いして飲んでいた人は意味がなかったのではなく、体を健康にしてくれる素晴しい食品なのでこれからも続けていいのではないでしょうか。
ただ、間違った期待はしない方がいいということになりそうです。
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